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人と羊の歴史
人類と羊の関わりは古い。
記録に残されているものでは、紀元前7000〜5000年前のメソポタミア文明の頃だと言われている。(過去のペルシャの一部、現在のイラクに当たる)
その頃には食肉だけでなく、羊毛を使用した衣類まで作られており、大切に扱われていた。
その後、シルクロードを通りヨーロッパやアジアへと繋がっていく。
18世紀欧州の産業革命の頃になると、羊毛の需要はさらに多くなり、オーストラリアやニュージーランド、アメリカなど世界中へと広がり、
日本においても明治以降、羊の生産が本格的に始まったとされる。
食肉として戦後の食糧難の際、多く食べられたり、90年代にはヘルシーな食肉として、そして乳製品なども人気になった。
日本に毛織物産業が入ったのも明治初期で、反物の原料として多量に輸入し、高級服地として多く海外へ輸出されている。
20世紀後半では日本が世界需要(食肉や羊毛)のトップになる程だった。
現在でも多くの羊が世界中で飼われている。
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